スーパー戦隊シリーズ第42作 怪盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
スーパー戦隊シリーズにおいて「VS」は新しい戦隊と1個前の戦隊によるコラボレーションであり特別感がすごくありました。そんな特別番を1年間通してやるだなんて子供の頃の私からしたら夢のような話です。
シリーズ初のVSという事で注目を集めた今作。私も「VS」というタイトルを見て興味を持ち、リアルタイムで1話を見てハマってしまいました。シリーズ終了後も何度も見返している私がルパパトの魅力を語りたいと思います。
※ネタバレを含みます。
あらすじ
アルセーヌ・ルパンが残した不思議な宝物「ルパンコレクション」が異世界から来た犯罪者集団ギャングラーに奪われます。コレクションを取り戻すために戦う「怪盗戦隊ルパンレンジャー」。ギャングラーから人々を守る使命を持つ「警察戦隊パトレンジャー」。ルパンコレクションを中心に行われる三つ巴の戦いになります。
キャスト
怪盗戦隊ルパンレンジャー
・ルパンレッド 夜野魁利 (伊藤あさひ)
信念貫くチャラ男。兄を取り戻すためにルパンレンジャーに。
・ルパンブルー 宵町透真 (濱正悟)
クールな料理人。低音ボイスも魅力。婚約者を取り戻すためにルパンレンジャーに。
・ルパンイエロー 早見初美花 (工藤遥)
妹キャラのクシャポイ娘。親友を取り戻すためにルパンレンジャーに。
警察戦隊パトレンジャー
・パトレン1号 朝加圭一郎 (結木滉星)
熱血おまわりさん。まっすぐすぎて周りが見えなくなる事もある。
・パトレン2号 陽川咲也 (横山涼)
明るい後輩キャラ。褒められると伸びるタイプ。
・パトレン3号 明神つかさ (奥山かずさ)
しっかり者の姉御肌。ぬいぐるみを愛してやまない可愛らしい一面も。
怪盗/警察 両方に所属
・ルパンエックス/パトレンエックス 高尾ノエル(元木聖也)
ルパン家に仕え、ルパンコレクションを改造できる。アルセーヌ・ルパンを生き返らせたい。
魅力① ぶつかりあうそれぞれの信念。
大切な人を取り戻すために戦う「ルパンレンジャー」、ギャングラーから世界を守るために戦う「パトレンジャー」。お互いの目的達成の為に度々ぶつかる両者ですが印象に残っている回があります。戦いの中パトレン1号がルパンレッドに対し、「なぜこんな事をやっている。やめろ」と説教するような場面がございます。それに対してルパンレッドは「これしかないから怪盗やってんだ。正論なんて関係ないね。」と答えるのです。大切な人を取り戻す為になりふり構わず怪盗をやっているルパンレンジャー。パトレンジャーも回を重ねるごとにルパンレンジャーの目的も見え始め、気持ちに変化があったり、ルパンレンジャーもパトレンジャーから色々な刺激をもらいお互いに変化はしていきます。
漫画「進撃の巨人」にもありましたが、戦いが起こるのはそれぞれの正義がぶつかる時だと。これはまさに同じような事だと思います。ギャングラーという、共通の敵が居ながらもお互いの目的(信念)がある為ぶつかる。しかしその中での感情の変化があったりと描かれる人間模様も魅力の1つだと思っております。
魅力②本編ストーリーとギャグパートのバランス
ルパンレンジャーの目的が「それぞれの大切な人を取り戻す」であるため、本編のストーリーが重めにはなってしまっております。しかし、合間にあるギャクパートがとても面白く、重めのストーリーを中和してくれております。当時話題にもなり、今でもクリスマスの時期にはTwirrerでトレンドに上がる「クリスマスはシャケを食え。」やルパンブルー、パトレン2号によるエアロビ回、心配になるキツツキの回など多くございます。おかげで見ていても間延びなどもせずスイスイ見れてしまうのも魅力の一つです。
魅力③高尾ノエルの存在
追加戦士であるノエル。怪盗と警察両方に変身が出来るのはすごい画期的だなと思いました。当時リアルタイムで追っている時は、追加戦士はどうなるんだろうと考えていました。バランス取るために、それぞれの戦隊に1人ずつ入るのか、中立な立場で1人追加かと考えてましたが、二重スパイのような形で両方に影響力を持てようにしたのには、感服いたしました。
ノエルの役は便利というか、ストーリーを進める上での潤滑油になっていたと思います。ルパパトはノエルなしには語れないとても重要なキャラクターとなっております。
ルパパトはどこで見れるか?
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本ページの情報は2023年7月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにて
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まとめ
いかがでしたでしょうか。ルパパトの魅力はまだまだあり、語り尽くせてはおりません。好きな回やギャングラーの事などまた改めて書こうと思っております。
また次の記事までアデュー!
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