【ビジネス書】インプット大全を読んで

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著者:樺沢紫苑

インプット大全を読んで、自分なりの実体験を踏まえまとめてみました。

インプットの基本について。

・注意深く、読む、聞く、観察する。

→なんとなくでは脳に情報が入力されていかない。

・アウトプット前提でインプットする。

→誰かに話す、感想をSNSに上げる、ブログに書くと決めておけばそのために情報を取ろうと注意深く見るよになり、インプットの質が上がります。

インプットと目標設定は必ずセットで行う。

インプットする目的が曖昧だと、精度が悪く自己成長に繋がりません。勉強したり、本を読んだりする時は必ず方向性とゴールを決める必要があります。インプットはあくまで目的達成のための手段であり目的はその先にある。「目的と手段を履き違えな事。」これは多くのビジネス書で目にしてきた言葉でした。

喜怒哀楽が伴う記憶が鮮明に残る

「記憶を定着させるには2週間に3回のアウトプットが必要」と樺沢さんは言われておりましたが例外もあるとの事です。感情が刺激されるような、喜怒哀楽が伴う記憶は鮮明に残ると言うことです。思い返せば自分も実体験がありました。

皆さんは映画「TENET」をご存知でしょうか。クリストファー・ノーラン監督の作品で、時間軸を移動出来る未来人と戦い、第三次世界大戦を止めるために戦う物語。正直初めて映画館で見ている時は何が起こっているのか全然分かりませんでした。しかし、ラストの戦闘シーンの中で今まで起こっていた現象を少しだけ理解できたシーンがありました。その時にこの映画の核になる部分が見えたような気がし、今までに起こっていたことが少し見え、「今自分はとんでもない映画を見ているかもしれない」と、とても感動した事を覚えています。(結局3回見に行きました。自分の人生で同じ映画を3回見に行ったのは初でした。)

また、自分には凄く大事にしている言葉があります。

「人生ダメで元々。失敗しても当たり前。成功したら男前。」

ドラマ「プロポーズ大作戦」の中での言葉です。主人公が幼馴染と結婚する為にタイムスリップする物語。その中で営業の仕事をしている主人公が上司に言われた言葉でした。自分も営業職をしている事もあり凄く響いた事を覚えています。契約を取る気で準備し営業に向かいますが、どうしても不安になってしまう事があります。ですが最後にはこの言葉を思い出し、これくらい気軽に行こうと思え凄く頑張れます。

このように皆さんにも心を揺さぶられるような実体験はあるのではないでしょうか。

友人に聞く

自分が分からないことは先輩、上司、先輩に聞く。自分達より長く生きている先輩、上司からは色々な実体験をもとにした話も聞けると思います。そういった話は、今の自分、今後の自分に活かせることは絶対に出てきます。同年代の友人などは同じ悩みがあるかもしれません。お互いに話、共に解決に向かっていけば、共に自己成長に繋がります。高校時代の先生に「聞くは一瞬の恥。聞かぬは一生の恥」と言われた事を覚えています。分からない事があれば、どんどん先輩、上司に聞いていきましょう。

※伝わる人には伝わってほしいのですが、漫画「ワールドトリガー」の二宮さんがそうだと思います。自己成長のために、後輩の出水に教えを乞うため、頭を下げる。カッコ良すぎます。

よく観察し、観察力を鍛える

観察力を鍛えると6つのメリットがあると書かれております。その中で3つご紹介致します。

1.コミュニケーション力が鍛えられる。

→人を観察する事で、得られる視覚情報が増える。非言語化情報が増えると、言語コミュニケーションが高まると言う事。

2.自己成長スピードがアップする。

→例えば1つの映画からでも、得れれる情報量が変わってきます。100ある内の情報量から30得られる人もいれば、70得られる人がいます。この差は広がるばかりだと思います。

3.ビジネスで成功

→観察力が高いと言うことは、世の中の流行や人の変化へも敏感です。自分の上司がまさしくそうです。人の仕草、表情の変化を読み取る能力が高く、常になぜの意識を持っています。お客さんの変化にいち早く気づいています。そのため、成績優秀で見習うべき存在です。

「観察+なぜ?」を繰り返す事で気づきの連鎖が起きる。常日頃から観察することを心掛け、行動して行こうと思いました。

学びは欲張らない

脳が一度に記憶して処理出来る情報は3つまでと言われているとの事です。それ以上は脳がパンクして全て忘れてしまいます。本で例を上げると、本を読んでまず3つの気づきを得ます。そしてそれを行動に移し自分のものにしていきます。それが終われば本を見直しさらに新しい気づきを3つ得るようにします。3+3+3・・・・・これを続けていくことで自己成長をしていけると言う訳です。

まとめ

非常に勉強になる事が多く、思い返せば自分の経験の中でそうだなと思える事も多かったです。これからの自分のインプットに生かしていき、成長し続けていけるよにして行こうと思いました。

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