U-NEXTパイレーツの完全優勝にて幕を閉じたMリーグ2023-24シーズン。
新シーズンの開幕までついに1ヶ月を切りました。
2024-25シーズンの見所や期待する事をまとめましたので、Mリーグを楽しみにしている方も今シーズンから見始める方も、ぜひ読んで頂ければ幸いです。
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Mリーグ/2024-25シーズンの見所3選
新メンバー2名の追加！
2024-25シーズンより2名のプロ選手が新しく加わる事となりました。
【新メンバー】
チーム：セガサミーフェニックス
- 竹内 元太プロ
- 浅井 堂岐プロ
※入れ替えプロ選手は、魚谷プロ、東城プロになります。
昨シーズンは、Mリーグ開幕当初より所属しておりました、近藤誠一プロが
選手からセガサミーフェニックスの監督に就任されました。
そこに醍醐選手が加わり、魚谷プロ、茅森プロ、東城プロ、醍醐プロの4名で挑みましたが
結果は9位（最下位）での厳しい結果で終わってしまいました。
レギュラーシーズン終盤でここで負けたら、セミファイナルシリーズへの突破が非常に厳しくなる
という際に魚谷プロが連投をしました。インタビューの際に、とても前向きな発言をされていた事は
今でも鮮明に覚えています。
そんな魚谷プロ、天真爛漫な東城プロがいなくなってしまう事はとても寂しいですが、
新しく2名のプロ選手を見れる事はワクワクしています。
新メンバーに期待する事
Mリーグにどう対応していくのか。
Mリーグ初年度は、苦戦するプロ選手が多い傾向にあります。
昨シーズンのU-NEXTパイレーツの優勝の立役者でもあるUKコンビ（鈴木プロ、仲林プロ）も
初年度は苦戦を強いられました。
しかし、2年目からはMリーグにしっかりと適用し、見事な成績を収めました。
| 2022-23シーズン(全体32名) | 2023-24シーズン(全体36名) | |
| 鈴木 優プロ | −92.8pt(個人２０位） | 437.7pt(個人1位 MVP ) |
| 仲林 圭プロ | −109.7pt(個人22位) | 266.5pt(個人4位） |
醍醐プロも昨年の序盤は中々トップが取れずに苦しみました。
醍醐プロの経験もあるからこそ、チームで情報共有を行い、
初年度からの活躍を期待したいです。
他のプロ選手達へどのような影響を与えるか
昨シーズン、赤坂ドリブンズに加入した渡辺 太プロの押すに押す麻雀は
Mリーグに新たな風を吹き込みました。
※初年度ながら、＋32ptで個人成績12位という成績を残しています。（全体36名）
今までのMリーグはどちらかというと、守り主体のイメージが強かったです。
（渋谷ABEMASの多井プロなど）
これにはMリーグのルールも大きく関係していると個人的に思っています。
順位点が非常に大きく、いかにトップを持ち帰るかが大きく成績に影響しております。
※Mリーグの順位点については、こちらにて詳しく解説しておりますので
合わせて読んで頂けますと幸いです。
http://iyanajibun-adieu.online/【mリーグ】順位点、ポイント計算について詳しく/
守り主体のイメージが強いMリーグにおいて、太プロの攻めの麻雀は他のプロ選手にも
影響を与えたと思っております。(他のプロ選手も押す場面が、増えたようにも感じました。)
竹内プロ、浅井プロの加入により、Mリーグにどんな新しい風を吹き込んでくれるのか
今から非常に楽しみです。
勝負の年！BEAST Japanext(ビーストジャパネクスト)の躍動！
昨シーズン、９チーム目として、Mリーグに新規参戦したBEST Japanext。
猿川プロ（キャプテン）を中心とし、将棋との2刀流で注目を集めた鈴木プロ
ビーストのドラフト指名オーディションで見事に勝ち取った菅原プロに
元乃木坂46の中田プロの4名で挑みましたが、
結果は７位となり、レギュラーシーズンでの敗退となりました。
今シーズン、セミファイナルへ出場できなければ、Mリーグの選手入れ替え規定により
選手の入れ替えをしなければなりません。
Mリーグ2024-25 選手入れ替え規定
閉幕時に、2シーズン連続で同一の選手構成且つセミファイナルシリーズ進出できなかった場合・翌シーズン最低1名の選手入れ替え、チーム編成を変更する事。
Mリーグ公式ホームページより引用
・自由契約になった選手は、所属していたチームと次のシーズンに再契約する事は不可とする。
2023-24シーズンの各選手の印象は
- 猿川キャプテン→序盤は苦戦しながらも、終盤はエースとしての働きをみせ、チームを牽引。
- 鈴木プロ→序盤は得意な攻撃で、大振りなイメージで、高得点を叩き出すイメージでしたが
中盤くらいから、Mリーグの環境に合わせ、バランスを取ってきたイメージ。 - 菅原プロ→序盤は好調で、チームを牽引。トップ率も高かったが、ラス率も同様に高く、
終盤は、出番が中々なく、苦戦していたイメージ。
（代名詞の困り顔は可愛かったです。） - 中田プロ→プロ歴が浅く、他のプロ選手と比べると経験値の差はあり、初トップまで苦しんだが
途中から、吹っ切れたイメージ。今後の期待が大きい選手。
最終盤まで、風林火山とのセミファイナル進出を掛けたボーダー争いは、
視聴者としてとても楽しめました。
2023-24シーズン閉会式での猿川キャプテンのスピーチが、ボロボロだった事は今でも覚えています。
苦い経験をしたからこそ、今シーズンは各選手が活躍する姿を見てみたいです。
U-NEXT パイレーツ史上初の連覇なるか！
2023-24シーズンにおいて、
レギュラーシーズン優勝、セミファイナルシリーズ1位通過、ファイナルシリーズ優勝の
Mリーグ史上初の完全優勝を果たしました。
「圧倒的に勝つ」をスローガンに掲げ、達成し、シャーレを掲げた姿には感動いたしました。
昨シーズンは、鈴木プロのMVP、瑞原プロも最後までMVP争いに加わりました。
仲林プロも個人成績４位と高成績を残しました。
小林プロはレギュラーシーズン苦しみながらも、セミファイナル、ファイナルと徐々に調子を上げ
全員で掴みとった優勝となりました。
※小林プロは、Mリーグが終わった後に開催されたMトーナメントでも優勝した為
パイレーツ一色の1年になりました。
未だかつてMリーグの歴史において、2連覇を達成したチームはございません。
この偉業に挑戦できるのは、パイレーツだけです。
そんなパイレーツに対し、他のチームがどのように挑んで来るのかも見所の一つですね！
Mリーグについて
| Mリーグとは | 麻雀プロリーグ戦、Mリーグ開幕。 数多の麻雀プレイヤー達の中から、ほんの一握りのトッププロだけが出場できるナショナルリーグが始まる。知性に裏打ちされた采配。洗練されたリーグ空間。 企業とプロ契約を結び、ユニフォームを纏ったMリーガー達がチームの威信をかけて知を競い合う。さぁ、麻雀をあたらしい時代へ。 （M.LEAGUE(Mリーグ)公式サイトより引用) |
| 参加チーム | ・U-NEXT Pirates ・赤坂ドリブンズ ・KADOKAWAサクラナイツ ・EX風林火山 ・渋谷ABEMAS ・KONAMI麻雀格闘倶楽部 ・BEST Japanext ・チーム雷電 ・セガサミーフェニックス ※2023-24シーズンの最終順位にて。 |
| 開催日程 | 2024年9月16日（月）〜2025年3月28日（金） ※レギュラーシーズンの日程 ※セミファイナル、ファイナルの日程はまだ出ておりません。（2024年8月18日時点） |
| 開催時間 | 毎週月、火、木、金曜日 19:00〜 ※2023-24シーズン参照 |
| 賞金 | ファイナル賞金 ・優勝 5000万 ・2位 2000万 ・3位 1000万 個人スコア賞：100万 最高スコア賞：50万 4着回避率賞 ：50万 レギュラーシーズン：300万 |
| どこで見れる？ | ABEMAにて視聴可能です。 リアルタイムであれば、無料にて視聴可能。 ABEMAプレミアに登録すれば、過去のシーズン含め、全ての試合が視聴可能。 オリジナルコンテンツ数No1！【ABEMAプレミアム】  |
Mリーグ2024-25シーズンに期待する事
麻雀の花形。役満を見たい！
2023-24シーズンでは一度も出なかった役満。
毎シーズン1回は役満が出ている中、昨シーズンは一度も出ませんでした。
役満が出そうな局は何度もあっただけに、見れなかった事は残念でした。
中でも、下記3回の役満聴牌は鮮明に覚えています。
- 2024年1月22日 第2試合 東3局1本場 EX風林火山 松ヶ瀬プロ 緑一色 聴牌
- 2024年3月29日 第1試合 南2局0本場 サクラナイツ 堀プロ 小四喜、字一色のダブル役満 聴牌
- 2024年3月21日 第1試合 南4局0本場 雷電 本田プロ 四暗刻単騎 聴牌
本田プロの対局は、セミファイナル進出を掛けた大一番の対局だっただけに、
盛り上がりが凄かったです。
※現状Mリーグで出ている役満は、大三元、四暗刻、国士無双の3種類のみ。
※ちなみに、Mリーグのリハーサルの際にスタッフさんが地和を出していました。笑
渋谷ABEMASの松本選手の席だったようです。
※Mリーグのルールで、四暗刻単騎や国士無双13面待ちのW役満は認められておりませんが、
役満の複合によるW役満は認められております。
(例：堀プロの小四喜、字一色のW役満。大三元、四暗刻のW役満。大三元、字一色のW役満など。)
役満は麻雀においての花形ですし、やはり盛り上がりますので2024-25シーズンは期待したいです。
画面表示の進化
現在Mリーグでは、画面下に下記情報が表示されております。
- 対局者の顔写真、チーム名、名前。
- 素点
- 待ち表示。（和了出来ない場合は、透明の表示）
こちらも年々進化していき、現在の形になっております。
そん中、今現在、SNSを初め期待されているのが、待ち枚数の表示、副露牌の表示です。
待ち枚数の表示
【現在】
リーチ、聴牌時に、実況解説者が山に残っている数を出し、口頭での説明。（画面表示なし）
【変更を期待すること】
画面に和了枚数を表示。
副露牌の表示
【現在】
副露の際、カメラが切り替わり、副露牌を写すか、実況者が説明しないと分からない。
途中から見始めた方には、状況が画面表示だけでは分からない。
【変更を期待すること】
画面で何を副露したか、ひと目で分かるように。
なぜ画面表示の進化を期待するのか？
2024年3月に最高位戦日本プロ麻雀協会のリーグ戦にて、待ち牌と副露牌の表示が導入されました。
SNS上では、数多くの視聴者やプロ選手達から、この画面表示が画期的でとても見やすいという
声が非常に多く上がっておりました。
そんな中、Mリーグへも導入してほしい声も出ておりました。
赤坂ドリブンズの園田賢プロ（最高位戦日本プロ麻雀協会所属）が
システム開発に携わったとの事です。
待ち枚数はスタッフさんの目視確認との事で、最初は驚きました。
変更は簡単ではない。でも、、、、
この変更が簡単ではない事は分かっております。
システムの開発費に、対局時に待ち枚数を調べるスタッフ、画面に反映させるスタッフを増やしたりと
今までよりもコストがかかる事は間違いありません。
しかし、Mリーグも年々視聴者数も増えていっており、注目度が上がっていっている中で
初心者の方もより見やすく、楽しく視聴出来るよう、今シーズンからと言わずとも
改良されていく事を期待します。
最後に
開幕まであと1ヶ月となり、本当に待ち遠しいです。
SNSでは、各チーム新ユニフォームでの撮影報告も出てき始めました。
開幕が近づいている事が実感できます。
2024-25シーズンも熱くなる事間違いなしだと思いますので、楽しみに待ちましょう！
こちらの記事も読んで頂けますと幸いです。
http://iyanajibun-adieu.online/【麻雀】mリーグの魅力！楽しむ為のコツをご紹介/
http://iyanajibun-adieu.online/【mリーグ】順位点、ポイント計算について詳しく/
http://iyanajibun-adieu.online/【mリーグ】セミファイナル・ファイナルとは？今/
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