【Mリーグ】各チーム歴代選手の紹介!選手入れ替えとチーム成績から見る、今後のMリーグを考察する!

【Mリーグ】各チーム歴代選手の紹介!選手入れ替えとチーム成績から見る、今後のMリーグを考察する!

2025-26シーズン開幕を前に、Mリーグは早くも話題が目白押しです。

新チーム「アースジェッツ」の参入や、
各チームによるドラフト会議指名オーディションの開催
(BEAST以外のレギュレーション対象外チームも実施)、
さらに世界麻雀には日本代表としてMリーガーが多数選出されるなど、
オフシーズンとは思えない盛り上がりを見せています。

そして今シーズンの見どころの一つが、選手の入れ替え

そこで本記事では、以下の2つの観点からMリーグ各チームをまとめ、これからのMリーグを考察します。

  • チームの歴代所属選手まとめ
  • 各シーズンごとのチーム成績まとめ

新たな推しチーム・推し選手を見つけたい方も、戦力分析を楽しみたい方も、ぜひご覧ください。

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新たな推しチーム・推し選手を見つけたい方も、ぜひご覧ください。

赤坂ドリブンズ

Mリーグ初年度(2018-19シーズン) ドラフト指名

  • 1巡目:園田 賢
  • 2巡目:村上 淳
  • 3巡目:鈴木 たろう

初年度に優勝を果たしております。

2019-20シーズン

  • 丸山 奏子プロを新たにドラフト指名。
    ※Mリーグの男女混合規定の導入により、女性選手の加入が義務付けられたため。

■2021-22・2022-23シーズン

  • 2年連続でファイナル進出を逃す。
    これにより、Mリーグのレギュレーションに基づきチーム構成の見直しが必要に。
    ※2022-23シーズンまでは、「ファイナルへ2シーズン連続で進出出来ない場合」に選手入れ替えの対象。

2023-24シーズン

  • 村上 淳プロ、丸山 奏子プロが契約満了・退団。
  • 新たに、浅見 真紀プロ、渡辺 太プロと契約。
  • 鈴木たろうプロが、「最高スコア賞」を受賞。(スコア:112800)
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初年度優勝チーム!
しかし、レギュレーション規定により、「選手入れ替え」という
苦い経験したチームでもあります。

チームメンバーの変遷(シーズン別)

シーズンメンバー構成
2018-19園田賢、村上淳、鈴木たろう
2019-20園田賢、村上淳、鈴木たろう、丸山奏子
2020-21園田賢、村上淳、鈴木たろう、丸山奏子
2021-22園田賢、村上淳、鈴木たろう、丸山奏子
2022-23園田賢、村上淳、鈴木たろう、丸山奏子
2023-24園田賢、鈴木たろう、浅見真紀、渡辺太
2024-25園田賢、鈴木たろう、浅見真紀、渡辺太

チーム成績(シーズン別)

シーズンレギュラーシーズン順位セミファイナル進出ファイナル進出
2018-194位-(※1)優勝
2019-207位
2020-213位3位4位
2021-227位
2022-237位
2023-242位4位2位
2024-251位1位3位

※1.初年度(2018-19シーズン)は、セミファイナルなし。(レギュラー→ファイナル)

EX風林火山

Mリーグ初年度(2018-19シーズン)ドラフト指名

  • 1巡目:二階堂 亜樹
  • 2巡目:滝沢 和典
  • 3巡目:勝又 健志

滝沢和典プロが、「4着回避率」を受賞。

2020-21シーズン

  • EX風林火山が初優勝
  • シーズン終了後:滝沢 和典プロが契約更新せず退団を発表。

2021-22シーズン ドラフト会議

  • ドラフト指名オーディション開催
  • オーディション優勝者は、松ヶ瀬 隆弥プロ
  • 加えて:二階堂 亜樹プロの実姉、二階堂 瑠美プロも指名されました。

2022-23シーズン

  • 勝又 健志プロが、「4着回避率」を受賞。

2024-25シーズン終了後

  • 松ヶ瀬 隆弥プロ・二階堂 瑠美プロが契約満了。

二階堂瑠美プロはチームへの残留が発表されております。(役職などは未定)

2025-26シーズン

  • 新メンバー選出に向けて、ドラフト会議指名オーディションの開催が発表されています。

こちらの記事で詳しくまとめていますのでご参考ください。

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2025-26シーズンは二階堂亜樹プロが
「選手兼監督」を務める事が発表されました。
Mリーグ史上初の事で楽しみです!

チームメンバーの変遷(シーズン別)

シーズンメンバー構成
2018-19二階堂亜樹、滝沢和典、勝又健志
2019-20二階堂亜樹、滝沢和典、勝又健志
2020-21二階堂亜樹、滝沢和典、勝又健志
2021-22二階堂亜樹、勝又健志、松ヶ瀬隆弥、二階堂瑠美
2022-23二階堂亜樹、勝又健志、松ヶ瀬隆弥、二階堂瑠美
2023-24二階堂亜樹、勝又健志、松ヶ瀬隆弥、二階堂瑠美
2024-25二階堂亜樹、勝又健志、松ヶ瀬隆弥、二階堂瑠美

チーム成績(シーズン別)

シーズンレギュラーシーズン順位セミファイナル進出ファイナル進出
2018-191位-(※1)2位
2019-208位
2020-214位4位優勝
2021-224位5位
2022-232位1位4位
2023-245位2位4位
2024-258位

※1.初年度(2018-19シーズン)は、セミファイナルなし。(レギュラー→ファイナル)

KADOKAWAサクラナイツ

チーム発足

  • 2019-20シーズンより
    Mリーグ8番目の新チームとして参入。

Mリーグ 参入初年度(2019-20シーズン)ドラフト指名

  • 1巡目:内川 幸太郎
  • 2巡目:岡田 紗佳
  • 3巡目:沢崎 誠

2020-21シーズン

  • ドラフト会議で堀 慎吾プロを指名し、4名体制へ移行。

2021-22シーズン

  • KADOKAWAサクラナイツが初優勝
  • シーズン終了後:沢崎 誠プロの退団を発表。

2022-23シーズン

  • ドラフト会議で渋川 難波プロを指名し、新たな4名体制に

2024-25シーズン終了後

  • 内川 幸太郎プロとの契約満了が発表されました。
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優勝年度の最終対局、堀慎吾プロには痺れました。
EX風林火山のドラフトオーディション
「ミスターX」が内川プロで話題になりましたね!

チームメンバーの変遷(シーズン別)

シーズンメンバー構成
2019-20内川幸太郎、沢崎誠、岡田紗佳
2020-21内川幸太郎、沢崎誠、岡田紗佳、堀慎吾
2021-22内川幸太郎、沢崎誠、岡田紗佳、堀慎吾
2022-23内川幸太郎、岡田紗佳、堀慎吾、渋川難波
2023-24内川幸太郎、岡田紗佳、堀慎吾、渋川難波
2024-25内川幸太郎、岡田紗佳、堀慎吾、渋川難波

チーム成績(シーズン別)

シーズンレギュラーシーズン順位セミファイナル順位最終順位
2019-204位1位4位
2020-212位2位2位
2021-226位1位優勝
2022-234位6位
2023-243位3位3位
2024-257位

KONAMI麻雀格闘倶楽部

Mリーグ初年度(2018-19シーズン)ドラフト指名

  • 1巡目:佐々木 寿人
  • 2巡目:高宮 まり
  • 3巡目:前原 雄大

2019-20シーズンドラフト会議

  • 藤崎 智プロを指名し、4人体制へ。

2020-21シーズン

  • 佐々木 寿人プロが、「個人スコア(MVP)」、「最高スコア(スコア:94000)」を受賞。

2021-22シーズン

  • 前原 雄大プロ、藤崎 智プロの2名が契約満了で退団。
  • 伊達 朱里紗プロをドラフト会議で指名。
  • さらに、滝沢 和典プロ(前・EX風林火山)を指名。
    ※滝沢プロは、Mリーグ史上初の移籍選手となりました。
  • 伊達 朱里紗プロが、「最高スコア(スコア105,500)」を受賞。

2022-23シーズン

  • 伊達 朱里紗プロが、「個人スコア(MVP)」を受賞。

2023-24シーズン

  • 伊達 朱里紗プロが、「4着回避率」を受賞。
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伊達朱里紗プロは、Mリーグ3冠を達成!
(最高スコア、MVP、4着回避率)
チームとしては、初優勝が熱望されております!

チームメンバーの変遷(シーズン別)

シーズンメンバー構成
2018-19佐々木寿人、高宮まり、前原雄大
2019-20佐々木寿人、高宮まり、前原雄大、藤崎智
2020-21佐々木寿人、高宮まり、前原雄大、藤崎智
2021-22佐々木寿人、高宮まり、伊達朱里紗、滝沢和典
2022-23佐々木寿人、高宮まり、伊達朱里紗、滝沢和典
2023-24佐々木寿人、高宮まり、伊達朱里紗、滝沢和典
2024-25佐々木寿人、高宮まり、伊達朱里紗、滝沢和典

チーム成績(シーズン別)

シーズンレギュラーシーズン順位セミファイナル進出ファイナル進出
2018-193位-(※1)4位
2019-203位5位
2020-215位5位
2021-223位2位4位
2022-231位4位2位
2023-244位6位
2024-255位5位

※1.初年度(2018-19シーズン)は、セミファイナルなし。(レギュラー→ファイナル)

渋谷ABEMAS

Mリーグ 初年度(2018-19シーズン)ドラフト指名

1巡目:多井 隆晴
2巡目:白鳥 翔
3巡目:松本 吉弘

2018-19シーズン

  • 多井 隆晴プロが、「個人スコア(MVP)」を受賞。

2019-20シーズン

  • 日向 藍子プロを新たにドラフト指名。
    ※Mリーグの男女混合規定の導入により、女性選手の加入が義務付けられたため。

2018-19~2021-22シーズン

  • 4年連続ファイナル進出&すべて3位
  • 2021-22シーズン、多井 隆晴プロが「4着回避率」を受賞。

2022-23シーズン

  • 悲願の初優勝達成

2024-25シーズン

  • 日向 藍子プロが、「4着回避率」を受賞。
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常勝軍団!4シーズン連続3位からの初優勝!
しかし、ここ2シーズンは苦戦しております。

チーム遍歴(シーズン別)

シーズンメンバー
2018-19多井隆晴、白鳥翔、松本吉弘
2019-20多井隆晴、白鳥翔、松本吉弘、日向藍子
2020-21多井隆晴、白鳥翔、松本吉弘、日向藍子
2021-22多井隆晴、白鳥翔、松本吉弘、日向藍子
2022-23多井隆晴、白鳥翔、松本吉弘、日向藍子
2023-24多井隆晴、白鳥翔、松本吉弘、日向藍子
2024-25多井隆晴、白鳥翔、松本吉弘、日向藍子

チーム成績(シーズン別)

シーズンレギュラーシーズン順位セミファイナル進出ファイナル進出
2018-192位-(※1)3位
2019-202位3位3位
2020-211位1位3位
2021-222位3位3位
2022-233位2位優勝
2023-246位5位
2024-256位6位

セガサミーフェニックス

Mリーグ 初年度(2018-19シーズン)ドラフト指名

  • 1巡目:魚谷 侑未
  • 2巡目:近藤 誠一
  • 3巡目:茅森 早香

2018-19シーズン

  • 茅森 早香プロが、「平均打点」を受賞。
    ※「平均打点」は初年度のみ。次シーズンより、「最高スコア」に変更されています。

2019-20シーズン

  • ドラフト会議で和久津晶プロ を指名(4人体制に)。
  • 魚谷 侑未プロが、「個人スコア(MVP)」、「最高スコア(スコア94400)」を受賞。
  • 近藤 誠一プロが、「4着回避率」を受賞。

2020-21シーズン終了後

  • 和久津晶プロと契約満了を発表。

2021-22シーズン

  • ドラフト会議で 東城りおプロ を指名。

2022-23シーズン終了後

  • 近藤誠一プロが体調不良により勇退。

2023-24シーズン

  • ドラフト会議で醍醐大プロ を指名。
  • 近藤誠一プロが監督に就任。

2023-24シーズン終了後

  • 魚谷侑未プロ、東城りおプロと契約終了を発表。
    ※チームは2年連続レギュラーシーズン最下位だったが、Mリーグの「強制入れ替え規定」には該当せず。
    (前年に近藤プロが勇退していたため)
  • 2人の契約満了は大きな話題に。

2024-25シーズン

  • ドラフト会議で 竹内元太プロ、浅井堂岐プロ を指名。
  • 悲願の初優勝を果たす。
  • 醍醐 大プロが、「個人スコア(MVP)」を受賞。
  • 近藤誠一プロが監督の辞任を発表。
    ※選手としてMリーグの復帰を目指すためとの事。
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2024-25シーズン 優勝決めた醍醐選手の最終対局は
Mリーグの歴史に残る1局。
監督退任を発表していた近藤監督に花を添える形となりました。

チーム遍歴(シーズン別)

シーズン選手構成
2018-19魚谷侑未、近藤誠一、茅森早香
2019-20魚谷侑未、近藤誠一、茅森早香、和久津晶
2020-21魚谷侑未、近藤誠一、茅森早香、和久津晶
2021-22魚谷侑未、近藤誠一、茅森早香、東城りお
2022-23魚谷侑未、近藤誠一、茅森早香、東城りお
2023-24魚谷侑未、茅森早香、東城りお、醍醐大
2024-25茅森早香、醍醐大、竹内元太、浅井堂岐

チーム成績(シーズン別)

シーズンレギュラーシーズン順位セミファイナル進出ファイナル進出
2018-196位
2019-201位2位2位
2020-218位
2021-225位4位2位
2022-238位
2023-249位
2024-253位3位優勝

TEAM RAIDEN/雷電

Mリーグ初年度2018-19シーズンドラフト

  • 1巡目:萩原 聖人
  • 2巡目:瀬戸熊 直樹
  • 3巡目:黒沢 咲

2021-22シーズン

  • ドラフト会議で、本田朋広プロの指名を行いました。

2022-23シーズン

  • 黒沢 咲プロが、「最高スコア(スコア112,700)」を受賞。
    スコア112,700は、Mリーグ全シーズンを通して一番高いスコアとなっております。
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本田プロの加入以降、チームメンバーの変更はございません。
ユニバース(雷電ファンの名称)の悲願はこの4人での優勝でしょう!

チーム遍歴(シーズン別)

シーズン選手構成
2018-19萩原聖人、瀬戸熊直樹、黒沢咲
2019-20萩原聖人、瀬戸熊直樹、黒沢咲
2020-21萩原聖人、瀬戸熊直樹、黒沢咲
2021-22萩原聖人、瀬戸熊直樹、黒沢咲、本田朋広
2022-23萩原聖人、瀬戸熊直樹、黒沢咲、本田朋広
2023-24萩原聖人、瀬戸熊直樹、黒沢咲、本田朋広
2024-25萩原聖人、瀬戸熊直樹、黒沢咲、本田朋広

チーム成績(シーズン別)

シーズンレギュラーシーズン順位セミファイナル進出ファイナル進出
2018-197位
2019-205位6位
2020-216位6位
2021-228位
2022-235位3位3位
2023-248位
2024-254位4位4位

BEASTX(ビーストテン)

チーム発足

  • Mリーグ新チームとして参入
    2023-24シーズンから参入した9番目の新チームです。
    ※新チーム参入は4年ぶり:前回はKADOKAWAサクラナイツ(2019年)。
  • 当初のチーム名:「BEAST Japanext(ビーストジャパネクスト)」
  • チーム名変更:2024-25シーズンより「BEAST X(ビーストテン)」に改名。

■ 2023-24シーズン ドラフト指名選手(Mリーグ参入初年度)

1巡目:猿川 真寿
2巡目:菅原 千瑛(※オーディション勝ち抜きによる指名権獲得)
3巡目:鈴木 大介
4巡目:中田 花奈

■ 2023-24、2024-25シーズン

  • チームは2023-24、2024-25シーズンともにセミファイナル進出ならず。
  • Mリーグの選手入れ替え規定により、猿川プロ・菅原プロとの契約満了が発表されました。
  • 2024-25シーズン鈴木 大介プロが、「最高スコア(91,300)」を受賞。

■ 2025-26シーズン

ドラフト会議指名オーディションの開催が発表されています。

こちらの記事で詳しくまとめていますのでご参考ください。

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ドラフト会議指名オーディションの注目度は高いです!
今一番結果がほしいチームかも!?

チーム遍歴(シーズン別)

シーズン選手構成
2023-24猿川真寿、菅原千瑛、鈴木大介、中田花奈
2024-25猿川真寿、菅原千瑛、鈴木大介、中田花奈

チーム成績(シーズン別)

シーズンレギュラーシーズン順位セミファイナル進出ファイナル進出
2023-247位
2024-259位

U-NEXT Pirates(ユーネクストパイレーツ)

Mリーグ 初年度(2018-19シーズン)ドラフト指名

  • 1巡目:小林 剛
  • 2巡目:朝倉 康心
  • 3巡目:石橋 伸洋

2019-20シーズン

  • ドラフト会議で瑞原 明奈プロを指名。
    ※Mリーグの男女混合規定の導入により、女性選手の加入が義務付けられたため。
  • 初優勝を果たす。

2020-21シーズン

  • 小林 剛プロが、「4着回避率」を受賞。

2021-22シーズン

  • 瑞原 明奈プロが、「個人スコア(MVP)」を受賞。

2020-21・2021-22シーズン

  • レギュラーシーズン敗退が2年連続で続きました。
    これにより、Mリーグのレギュレーションに基づき選手入れ替えの対象になりました。
    ※2022-23シーズンまでは、「ファイナルへ2シーズン連続で進出出来ない場合」に選手入れ替えの対象。
  • 朝倉プロ・石橋プロの契約満了が発表。

2022-23シーズン

  • 新たに鈴木優プロ、仲林圭プロと契約。

2023-24シーズン

  • チーム2度目の優勝を達成。
  • 鈴木 優プロが、「個人スコア(MVP)」を受賞。
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Mリーグ発足7年間で唯一、2度の優勝を果たしたチームです!

チーム遍歴(シーズン別)

シーズン所属選手
2018-19小林剛、朝倉康心、石橋伸洋
2019-20小林剛、朝倉康心、石橋伸洋、瑞原明奈
2020-21小林剛、朝倉康心、石橋伸洋、瑞原明奈
2021-22小林剛、朝倉康心、石橋伸洋、瑞原明奈
2022-23小林剛、瑞原明奈、鈴木優、仲林圭
2023-24小林剛、瑞原明奈、鈴木優、仲林圭
2024-25小林剛、瑞原明奈、鈴木優、仲林圭

チーム成績(シーズン別)

シーズンレギュラーシーズン順位セミファイナル進出ファイナル進出
2018-195位
2019-206位4位優勝
2020-217位
2021-221位6位
2022-236位5位
2023-241位1位優勝
2024-252位2位2位

【考察】Mリーグ変革の波とファン心理のはざまで揺れるチーム事情

レギュレーション対象外の2025-26シーズン

2025-26シーズンのMリーグは、10チーム体制となる初のシーズン。
全チームがレギュレーション対象外となります。
しかし、これはあくまで一時的な状況にすぎません。

翌2026-27シーズンには、史上最多となる4チームがレギュレーション対象となる予定です。
各チームは今から将来を見据えた戦略を練る必要に迫られているかもしれません。

広がる「自主的な」選手入れ替えの動き

レギュレーションによる強制ではなくとも、選手の契約満了やドラフト会議・オーディションの開催などにより、今シーズンも多くのチームで入れ替えの動きが見られます。

この傾向は、レギュレーション対象外のチームでも選手を入れ替えるのが“当たり前”になりつつある兆候
とも言えるでしょう。

入れ替えがもたらした成功例

実際に、選手の入れ替えがチームに新たな風を吹き込み、結果を生んだケースも少なくありません。

  • セガサミーフェニックス
    魚谷侑未プロ・東城りおプロの退団には多くのファンが反対、思い切った改革を実施。
    2024-25シーズンに悲願の初優勝を果たす。
  • U-NEXTパイレーツ
    2人の選手変更(石橋プロ、朝倉プロ→鈴木プロ、仲林プロ)を経て、
    2年後に2回目の優勝を果たす。(史上初の2回目の優勝。)
  • 赤坂ドリブンズ
    2人の選手変更(村上プロ、丸山プロ→浅見プロ、渡辺プロ)により、
    以降2位・3位と好成績をキープ。

これらの事例は、チームの強化には時に“痛み”が必要であることを示していると言えるでしょう。

変革の代償――ファン離れのリスクも

一方で、選手入れ替えが必ずしも歓迎されるわけではありません。
特にMリーグは1チーム4名という少人数構成で、ファンが各選手に深い思い入れを持ちやすいです。
そのため、大胆な入れ替えが「ファンの気持ちを無視している」と批判を集めるケースも出てくると思います。

さらに、頻繁な入れ替えはチームへの愛着や継続的なファンづくりを難しくする側面も持ちます。

成績とファン心理の狭間で

近年、雷電やKONAMIといったメンバーを継続しているチームは成績が伸び悩んでいる印象もあります。

「この4人で優勝してほしい」というファンの気持ちは確かに強い。
しかし、結果が伴わない中で、あえて現体制を維持するのが最善策なのか
今後、チームは難しい判断を迫られることになるでしょう。

勝利を取るか、ファンを取るか

Mリーグは、競技としての勝利と、エンタメとしてのファン支持の両立を求められます。
選手入れ替えの是非を問う声は、「勝ちに徹するか、ファンと歩むか」という根本的な問いに通じています。

この課題に今後のMリーグ各チームはどう向き合うのか。
Mリーグという存在が大きくなってきているだけに
2025-26シーズン以降は、その選択と姿勢が問われるシーズンとなりそうです。

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