「行動経済学を勉強したいけど、どの本を読んだいいの?」
「勉強したいけど、文章はちょっと苦手。」
「初心者に優しい、まんがで行動経済学を学べる本は無いの?」
そんな方々におすすめする「行動経済学まんが ヘンテコノミクス」
- オールまんがで行動経済学を学べる。
- 「代表性ヒューリスティック」を読みながら体験出来る。
- 作者の3名それぞれがおすすめの読み方を推奨している。
良かった点を詳しくご紹介いたします。
良かった点3選
オールまんがで行動経済学を学べる。
本書は、オールまんがで行動経済学を学ぶ事が出来ます。
もちろん補足説明としての文章はございますが、9割以上が「まんが」です。
他にも「まんがで学ぶ」と謳っている行動経済学の本もございますが
まんがと文章での説明が半々の本が多くなっております。
9割以上がまんがとなっている為、サクサク読み進める事が出来き、「まんが」だからこそ
日常生活での事例をすごくイメージがしやすくなります。
「代表性ヒューリスティック」を読みながら体験出来る。
代表性ヒューリスティックとは、代表的な物事だけを見て、全体を判断する直感的な考え方です。
※ヒューリスティック=人間の直感的判断。
※様々な行動経済学の本に「代表性ヒューリスティック」の事例として、
「リンダ問題」というのが出てくるので、気になる方は調べてみてほしいです。
そんな「代表性ヒューリスティック」を本書では、実際に体験する事が出来ます。
(第7話「 」の巻ー代表性ヒューリスティック)
実際に本書を手に取って読んでみてほしいのですが、
私は初めて読んだ時に驚愕した事を今でも覚えています。
「目に見える事だけで物事を判断してはいけない」と
まじまじと実感させられました。
漫画だからこその出来る表現で、「代表性ヒューリスティック」を体験出来る為
ここを読む為だけでも、この本を買って良かったと思えました。
作者の3名それぞれがおすすめの読み方を推奨している。
本書の作者は3名いらっしゃいます。
- 佐藤 雅彦さん(さとう まさひこ)
- 菅 俊一さん(すげ しゅんいち)
- 高橋 秀明さん(たかはし しゅうめい)
最初にそれぞれの作者がおすすめの読み方を紹介しております。
それぞれが気に入った読み方で、読み進めてみても良いですし、
3通り全て試して読んでみるのはいかがでしょうか。
本書の巻末には、「ヘンテコノミクス」が作られた経緯も記載されております。
本の制作の裏側を見れる事は中々無く、非常に興味深くおもしろかったので
合わせて読んでみてはいかがでしょうか。
概要
著者 | 佐藤 雅彦(さとう まさひこ) 菅 俊一(すげ しゅんいち) 高橋 秀明(たかはし しゅうめい) |
発行者 | 石橋 孟 |
発行所 | 株式会社マガジンハウス |
印刷所 | 凸版印刷株式会社 |
製本所 | 牧製本印刷株式会社 |
価格 | ¥1,650ー(税込) |
- オールまんがで行動経済学を学べる。
- 「代表性ヒューリスティック」を読みながら体験出来る。
- 作者の3名それぞれがおすすめの読み方を推奨している。
サクサク読み進めていけるので、ザックリと行動経済学を学べます。
こんな方におすすめ!
- 行動経済学を初めて学ぶ方
- 行動経済学をザックリと学びたい方。
- 行動経済学をまんがで学びたい方。
行動経済学に最初に触れるのにおすすめ出来る1冊です。
まとめ
「ヘンテコノミクス」の良かった点は
- オールまんがで行動経済学を学べる。
- 「代表性ヒューリスティック」を読みながら体験出来る。
- 作者の3名それぞれがおすすめの読み方を推奨している。
中でも「代表性ヒューリスティック」の章は本当に驚きました。
この章だけでも読んで頂きたいです。
まんがで紹介しきれなかった「行動経済学」は、巻末にまとめて紹介されております。
初めての方にもおすすめ出来る1冊の為、ぜひ手に取って読んでみてはいかがでしょうか。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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